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AIが作ったT-12の確認方法

Ephraim Shapiro(BinaDesk創業者) ·

AIは数分で1年分の銀行取引明細書からT-12を作れます。たいていは惜しいところまでできています。間違っているときも、見た目はまったく同じです。ここでは、いちばん少ない手間でいちばん多くのミスを見つけられる順に、確認方法を紹介します。

要点。正しくできたかをAIに尋ねないでください。T-12を銀行取引明細書と照らし合わせます。すべての明細書が読まれていること、すべての取引がT-12に1回だけ載っていること、すべての取引が正しい行にあることです。こうしたミスが起きる理由は、誰も確認しないとき、AIが銀行取引明細書から作るT-12で犯す10のミスをご覧ください。

時間がかかる前提で。1つの物件の1年分の明細書には何千件もの取引が含まれることがあり、間違った取引も普通に見える数字を示します。この10の確認で最も大きなミスは見つかりますが、すべての取引を手で確認するには、物件ごとに何日もかかります。

1. 明細書がすべてそろい、抜けも重なりもない

明細書を日付順に並べます。どれも前の明細書が終わった翌日から始まり、期首残高が前の明細書の期末残高と1セント単位まで一致しているはずです。抜けがあれば、1か月分が足りません。重なりがあれば、二重に数えられた取引があるかもしれません。

2. どの明細書も銀行自身の残高と合う

明細書ごとに、期首残高にT-12が読み取った入金を足し、出金を引いて、銀行が印字した期末残高と比べます。合わなければ、数字の読み間違いか取引の抜けがあります。これを最初にやってください。読み間違えた数字を見つけられる確認は、ほかにありません。

3. すべての取引がT-12に1回だけ載っている

T-12の入金と出金は、NOIより下のものも含めて、明細書の年間合計と一致するはずです。T-12のほうが少なければ取引が抜けています。多ければ、二重に数えられたものがあります。

4. オーナーのお金がNOIから外れている

オーナーの別の口座からの振替、出資、分配をすべて探します。どれも収入でも運営費でもありません。NOIの下に置くものです。

5. ローンと敷金がNOIから外れている

ローンの入金、ローンの返済、入居者から預かった敷金と返した敷金を探します。どれも運営上の収入でも費用でもありません。ローンの返済は、NOIの下の借入返済に入ります。

6. どの小切手も支払先と突き合わせてある

銀行取引明細書には小切手の番号しか出ません。小切手の記録帳か小切手の画像を用意し、どの小切手が誰に支払われたかを突き合わせます。そのうえで、どれも推測ではなく、その支払先の行に入っていることを確かめます。

7. どの取引も、文言に合った行に入っている

取引を順に見て、それぞれの文言と、入っている行を見比べます。電力会社が賃料に、返金が収入に、修繕が資本的支出に入っていれば、どれも銀行の記録が裏付けない形でNOIを動かします。

8. 一時的な項目がNOIより下にある

二度と起きないものを探します。保険金、中途解約金、税金の還付、新しい屋根、購入や借り換えの費用などです。どれもNOIの下に別の行で置き、NOIが通常の1年を示すようにします。

9. 理由もなく目立つ月がない

各行を12か月分、横に読みます。ほかの月より大きく高い、または低い月は、名前を挙げられる実際の出来事か、ミスのどちらかです。支払いの二重計上、月の抜け、あるいは違う行に入ったものです。

10. どの数字も元の取引までたどれる

T-12のセルをいくつか選び、その数字を構成する取引を見つけます。どの数字も、その取引の合計であるべきで、数式になっているのが理想です。たどれない数字は、金融機関やパートナーの前で説明できない数字です。

チェックリスト

  1. 明細書がすべてそろい、抜けも重なりもない。
  2. どの明細書も銀行の期末残高と合う。
  3. すべての取引がT-12に1回だけ載っている。
  4. オーナーのお金がNOIから外れている。
  5. ローンと敷金がNOIから外れている。
  6. どの小切手も支払先と突き合わせてある。
  7. どの取引も、文言に合った行に入っている。
  8. 一時的な項目がNOIより下にある。
  9. 理由もなく目立つ月がない。
  10. どの数字も元の取引までたどれる。